ガチンコバトル!追手門学院大学理工学部設置へ(2025年4月設置予定)

 先日発表された文部科学省の「理系学部拡充支援事業」(←リンク)を受け、8月4日(金)追手門学院大学が新設する理工学部の概要を発表しました。



 この追手門学院大学(茨木市)は、大和大学と
地理的に近い:大和大学(吹田市 ← 茨木市の隣)とは、直線距離で10km弱。
将来伸びそうな大学としての両大学ともに選定(←リンク)。実際、摂神追桃の中では、伸びている大学といって良いでしょう。
同様のレベル大和大学在学生にブーメラン炸裂(Yahoo!知恵袋)(←リンク)にもあるように友人が大和大(or 追手門学院大)へ進学しているなどあるようです。
同様の専攻・学科体制:大和大学理工学部は、追手門学院大学理工学部の構想に似た、① 数理科学専攻、② 情報科学専攻、③ 機械工学専攻、④ 電気電子工学専攻、⑤ 建築学専攻 と、かなり似た専攻構成となっています。

→→ 大和大学追手門学院大学のどちらの指定校推薦を使って進学したら良いのか、悩んでいる受験生は多いはずです。

 この記事では新たに設置予定の追手門学院大学理工学部と大和大学理工学部を比較をしてみたいと思います。

結論追手門学院大学の勝ち!

追手門学院大学の強み
・高大連携が上手くいきそう!(追手門学院高等学校、追手門学院大手前高等学校と2校もあり、今まで大阪工業大学等へ進学していた生徒が、そのまま追手門学院大学へ内部進学する)
・他の分野で既に教育実績があり、教育の質が高い(資格試験、公務員試験(国家総合職5名,2023年度)等)
・行政からの財政的な支援がある(私学助成や支援事業(最長10年間、20億円))
・教職員:大学での教育経験があるその道のプロ教員が行う(× 高校からの出向として、高校教員が大学教育を行うのではない)。

残念な点
・メインキャンパス:茨木安威キャンパス(立命館大、関西学院大などの郊外型の私立理系に比べると便利ですが、メインキャンパスの茨木総持寺キャンパスから2km程度と少し遠い。)
・理工学科1学科制(芝浦工業大学工学部、成蹊大学理工学部、国士舘大学理工学部、大和大学理工学部など)を辞め、4学科制とにした。
→ 今の主流は、融合分野での学び。既に追手門学院大学、文学部に美学・建築文化専攻、心理学部に人工知能・認知科学専攻を設置したりと融合分野を推進してきたように感じていました。入試が複雑になるに加え、将来的には大学院の設置を考えているのでしょうか?

主な私立大学理工系学部:(想定)大阪府民で実家から大学へ通学、アルバイトも大阪府内で行う(立命館大学、関西学院大学、龍谷大学、京都産業大学は除外)

レベル大学名最寄駅学部入学定員
1同志社大学JR同志社前駅理工学部、生命医科学部1021
1関西大学阪急関大前駅システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部1173
2近畿大学近鉄長瀬駅理工学部、生物理工学部、建築学部、情報学部2135
3甲南大学阪急岡本駅、ポートライナー計算科学センター駅理工学部、知能情報学部、フロンティアサイエンス学部320
3大阪工業大学大阪メトロ太子橋今市駅、JR大阪駅、JR学研都市線長尾駅工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部1640
4大阪電気通信大学京阪寝屋川市駅工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部、総合情報学部1060
4摂南大学京阪寝屋川市駅理工学部585
4大和大学JR吹田駅理工学部、情報学部430
5大阪産業大学JR野崎駅デザイン工学部、工学部716
(各大学のHPから独自作成)

 私立理系大学は、国公立大の併願先としての需要・ニーズがありますが、国公立を受験を考えていない私立理系の受験生はそう多くありません(→ 指定校推薦での受験生の確保が難しい!)。特に、追手門学院大学、大和大学の志願者は、高校偏差値50代前半の受験生が主です。追手門学院大学、大和大学、どちらも狙いは、上記の表では、3のレベルだと思いますが、現状、ベネッセの偏差値(←外部リンク)では、大和大学は4レベル。

→ 受験生はどちらを選ぶでしょうか?

参考動画:追手門学院大学理工学部(2025年4月開設予定)は成功するか

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