理工学部、27名もの教員を一度に募集(〜9/18)

 現在、JREC-IN(←外部リンク 、国立研究開発法人 科学技術振興機構提供)という主に研究者・技術者等の研究者人材募集のサイトに、大和大学理工学部の公募が出ています。よくある数人ではなく、合計27名も募集してます。

(その他、教育学部、保健医療学部、情報学部の教員等の募集もあります。)



 今年度は、理工学部の完成年度(卒業生を初めて出す年度)ということもあり、各教員との雇用契約が切れ、教員の公募をしているのだと思います。


 現在、理工学部は31名の教員(←外部リンク)が所属しており、西大和学園中・高校教員出身の学部長、学部長補佐の2名、また今年度からは4名勤務している教員、これら以外の「ほとんど」が対象だと推測しています。現在、理工学部の所属している教員の方も応募するのでしょう。また西大和学園中・高等学校学校から数学や理科の教員を連れてくるでしょう!

募集人員

・数理科学専攻:5名

・機械工学専攻:5名

・電気電子工学専攻:6名

・情報科学専攻:6名

・建築学専攻:5名


待遇

・給与は、400万〜900万円までで、基本、年功序列だと思うので、30歳くらいが400万円、65歳くらいが900万円、1年在籍で、年間15万程度のアップ、と推測。


契約期間

・任期あり - テニュアトラック

・原則 2年( 更新制 )審査を経て任期なしの任用ある。


ポイント:教育学部、保健医療学部等の他の学部では、テニュアトラック以外、で無期転換はない、とありますが、理工学部では「あり」としています。


→ 人事関連の事柄は、基本大学共通であり、理工学部独自ということはない(ことの方が多い)ので、募集を増やすためか?

(出典:大和大学公式YouTubeチャンネル)

大阪から日本の大学を変える、大和大学。


→ 完成年度となったら、教員との雇用契約が終了し、ほとんどの教員を公募する。確かに、大学として新しい試みですが、他の大学はマネはしないでしょう。人件費を削り、TVCM等を積極的に行い、認知度をアップさせる。これが大和大学が掲げている「常に生ファーストのようです。(参考:リクルート進学総研の記事(←外部リンク)

 ↑↑個人的には、学生のためではなく、将来の大学のための投資に注力している、と感じます。)


 応募締め切りは、9月18日で、このような大学の方針に賛同できる研究者の方は、応募してみてはいかがでしょうか?

(→ 個人的には、このように、数年ごとの任期付きで、何度も同一人物を採用するといったやり方は、国公立大学で教鞭を取られた名誉教授にとっては良いのかも知れませんが、若手研究者も対象となると、敬意がなく、小馬鹿にしているように感じています。いずれは雇い止めか?


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