オープンキャンパス2020における(事実誤認の)就職実績の説明(政治経済学部)
政治経済学部_学部長ガイダンス_オープンキャンパス2020大和大学(2020/09/07)
10 分50秒より
説明要旨:大きい会社へ就職することが全員の目標ではなく、良いことではないが、一つの目安である。どちらの数字も、20%を超えたら、相当の(良い)比率(結果)である。
これが実現できた秘訣として、他大学では学生数が多く、キャリアセンター(就職部)へ来る学生のみを指導しているのが現状である。就職活動の際、キャリアセンターへ相談に行かないような学生、このような学生の方が就職に関して困難であることが多く、支援が必要であることが多い。大和大学政治経済学部では、少人数であるため、これらの学生に対しても、担任等が学生の状況を1人つづ把握できており、追っかけででも指導しているからこの数字を実現できた。
説明している方は、教員一覧(←外部リンク)によると「キャリアデザイン/キャリア研究 等」が専門らしいですが、説明でも、大和大の方は「内定率」(左)と説明し、右も「内定率」と思ったのか?あえて騙そうと思って?、それとも分かっていないのか?不明ですが、「実就職率」と比べ、大変優れているといった説明でした。
しかし、実際には、2022年3月卒業生の就職実績(上の動画は、2020年3月卒業生と異なります)は下のようです。就職先のレベルは異なるものの、数字自体は同程度で、どのように解釈すべきなのでしょうか?
(出典:大和大学ホームページ)
→ 教育内容・学生さんの質
・大和大学では、追っかけてでも指導しないといけない学生さんがいることからキャリアセンター等の指導が必要ですが、一見就職が困難であると考えられる関西有名大学の学生さんであっても、キャリアセンター等の指導がなくとも、きちんと就職できている。
・この背景として、関西有名私大は、大和大学とは異なり、学部教育や課外活動等(ゼミや課外活動、アルバイト等)により、就職が困難であると考えられる学生さんであっても、自分で考え、行動できるようになっている。そのため、キャリアセンターを積極的に利用しなくとも、就職ができている(事実、国立大学は私立大学ほど熱心なキャリア支援がなくとも良い就職実績)。
そもそも、数字で騙そうとしている時点で、この数字には信憑性がないですが。
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