追手門学院、理工系教育に新たな動き、驚き!
2月2日、学校法人追手門学院から次のようなプレスリリースがありました。
「学校法人追手門学院 学校法人鉄鋼学園 2025年4月の法人統合を目指した協議を開始」(←外部リンク)
予想すらしなかった新たな動きで、興味深く、追手門学院の理工系教育に対しての強い意欲が感じられます。ちなみに、関西では、2009年関西学院と聖和大学の学校法人の統合(現、関西学院大学教育学部)、2018年プール学院大学の桃山学院大学への移管(桃山学院教育大学→現在、桃山学院大学人間教育学部)、2021年大阪医科大学と大阪薬科大学が統合し、大阪医科薬科大学の誕生、2022年兵庫医科大学の兵庫医療大学の吸収合併などがありました。
大阪医科大学と大阪薬科大学が統合し、「大阪医科薬科大学」 関西に住んでいても、このような短期大学があったとは知らず、調べてみるとさらに興味が出てきました。
この学校法人鉄鋼学園は、産業技術短期大学(←外部リンク)(兵庫県尼崎市)を設置運営しています。私立の工学系短期大学で、全国的にも珍しく、鉄鋼業界(一般社団法人日本鉄鋼連盟)により設立されたため、主に日本製鉄・JFEスチール・神戸製鋼所等の鉄鋼会社をはじめとする産業界から派遣された若手・中堅層の社会人(企業派遣)学生が全学生の約2割の規模で在学しているとのことです(←Wikipediaより)。
2023年8月に、追手門学院大学が新設する理工学部の概要を発表していました(←リンク)。私立文系大学にしてみると、理工系を新たに作る際、このような短期大学と連携するのは、かなり良い手だと感じました。この理工学部も2025年4月からなので、理工系が一気にパワーアップ。短期大学からの3年次編入枠も作り、これで定員割れ対策ともなります。文部科学省も学校法人の統合に関しても、嬉しいはずで、この法人統合は良い事例となりそうです。
先月、Yahoo!知恵袋に、「追手門学院大学や桃山学院大学は流石に大和大学に抜かれましたよね?」(←外部リンク)といった質問がありました(記念に保存しておきます)。
→ 大和大学とは追手門学院大学の理工学部は学科構成が同じで、地理的にも近く、ガチンコバトルという印象でした(←リンク)。しかし、これで、流石に追手門学院大学の方が凄いよね。
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・ガチンコバトル!追手門学院大学理工学部設置へ(2025年4月設置予定)(2023年8月14日公開)
・文部科学省、大学の理工農系分野を拡充する支援事業(関西地域)→ 関西大、桃山学院大など新規学部設置が予定 (2023年7月31日公開)
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