大和大学をめぐる新たな論客登場 翔塾(兵庫県尼崎市)

  9月12日(火)、YouTubeの「高校偏差値40台から関関同立へ@翔塾大学受験部」(←外部リンク)というチャンネルにて、大和大学に関する動画が公開されました。
 実際の大学受験の現場で働いている塾講師という視点で、大和大学のことを考えた動画となっており、興味深い。このように、大和大学に対して、様々な人が自身の考えを述べていく、という流れは良いです。
(個人的には、大和大学は、関関同立、産近甲龍はもとより、佛教大学とも比較できるような大学ではなく、特殊な大学であると考えております。)

【大和大学】偏差値?それとも就職率で選ぶ?大和大学から見る大学選びの基準とは。

■ 動画趣旨
  ここ10年で成長著しい大和大学。偏差値や就職率において、産近甲龍超えや関学と並んだなどの声も上がる一方、一般入試の入学割合非公開など批判も多い大学。
大和大学から見る大学選びの基準をもう一度話していこうという動画です。

偏差値や就職率等で大学選びを行うのではなく、「4年間通いたいか」どうかで選ぶべき、と主張

■ チャンネル概要
  自学自習をメインとした翔塾(兵庫県尼崎市)のYouTubeチャンネルで、大学受験に役立つ情報を配信している。

■ 出演者
  翔塾の塾長である藤本煌さんは、大阪の進学校、明星高等学校を卒業後、現役で同志社大学文学部へ入学。しかし、第1志望だった大阪大学へ再チャレンジするために仮面浪人をする。この仮面浪人を途中で諦め、大学も中退。その後、就職したり、近畿大学理工学部へ入学したりといった経歴の方です。長年大学受験に関して経験されてきて、
現在も大阪大学基礎工学部への合格を目指しているようです。詳しく経歴は、翔塾のHP(←外部リンク)をご覧ください。
■ 内容
 以前、同様に関関同立を目指す塾であるマナビズムは、偏差値、入試倍率、就職率を大和大学と産近甲龍とを比較していました(←リンク)。この動画ではそうではないと、マナビズムを意識していると感じます。

特に、この動画を見て参考となったところ
 近年大学入試に関して、年内入試が増えてきており、なかなか偏差値では大学のレベルを比較できない状況にある。そこで、一般入試では英語が入試科目であるので、英語のレベルで大学のレベルを比較・検討している。

英語問題の比較(vs. 関関同立)→ 単語の総数、単語のレベルを見ても、関関同立の方が難しい。


英語問題の比較(vs. 産近甲龍)→ この中では、偏差値は近畿大学が高いが、実は英語はそう難しくなく、高得点の人が合格する。大和大学は近畿大学と同じように広報に力を入れ、多くの受験生を集めるといったことに注力。


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