大和大学の認知度61.4%:大学認知度・イメージ調査 2022(マイナビ)
大学認知度・イメージ調査 2022(マイナビ)
2022年9月5日、マイナビ進学総合研究所「大学認知度・イメージ調査」(←外部リンク)が発表されました。この調査は、今回が初めてで、大学進学を希望する高校3年生、約8000回答をもとに、各エリアにおいて認知度、各イメージ項目(9項目、①「学べる内容が充実している」、②「時代にマッチしている」、③「勉強が面白い」、④「就職力が高い」、⑤「キャンパスが立派な」、 ⑥「グローバルな」、⑦「イキイキしている」、⑧「成長できそう」、⑨「サポートが手厚い」)のランキングを作成したものです。特に関西地域(滋賀県, 京都府, 大阪府, 兵庫県, 奈良県, 和歌山県)での回答数は、1,557です。
調査結果:近畿大学が他エリアと異なり、私立大学が1位(他のエリア:国立大学)。
・大学の偏差値順に高校生の持っているイメージに特徴が見られます。
学べる内容が充実(偏差値かなり高い:京都大学、大阪大学、大阪府立大学) > 成長ができそう(偏差値高い:神戸大、大阪公立大学、同志社大学、立命館大学) > キャンパスが立派、就職力が高い(偏差値やや高い:関西学院大学、近畿大学、関西大学)
・大和大学は、認知度14位で61.7%で、追手門学院大学や武庫川女子大学よりも認知度が上です(TVCM等の効果か?、これが一時的なものなのか、次年度以降も結果を確認していきたいと思います)。
(1)大学の認知度(関西)
表1 認知度ランキング(関西、N=1557)
注意:
・高校生の在住エリアに本部を置く大学のみをランキング対象としている。そのため、関西エリア在住の高校生は、関西に本部を置く大学のみを回答することができます。
・大学進学希望の高校 3 年生の回答のみを集計対象としている。
・各大学の認知度(%)=その大学を「知っている」と回答した数 ÷ 回答者数 × 100 とした。
・次のイメージランキングとの関係で、国立・公立大と関関同立、近畿大学を黄色で塗りました。
・表1の一番右に置いて、下記(2)のイメージランキングにおいて、各大学の最も高い割合項目を記入しました。
(2)イメージランキング(関西)
9項目のランキング結果(ベスト10)を見てみると、国立・公立大と関関同立、近畿大が占めています。そのため、各アンケート項目において、これらの大学以外の注目します。
表2 イメージランキング(関西)
注意:
・認知度設問にて「知っている」と回答した大学について、当てはまるイメージ項目を選択してもらい、 各イメージ項目の回答割合を得た。
・各イメージポイント(%)=各イメージ項目の回答割合 × 認知度(%) とした。
・各イメージポイント(%)順にランキングを作成した。
(・仮に、国立・公立大と関関同立、近畿大のイメージをより詳しく知りたい場合は、この項目ごとの順序を確認したら良いです。)
【参考】リクルート総研の記事、大学ブランド力の理由[3]常に「学生ファースト」を基点に、 変化し続ける瞬発力ある大学/大和大学(←外部リンク)
引用(下線を引いた):
新学部やキャンパス拡張で関西認知度50%目指す
「今後は認知度を上げて受験者数を増やすことで学力の難易度を上げていく」と田野瀬学長。ある調査によると同大学の関西での認知度は35%で、これを今年度は50%にするべく、今まで西日本中心だった広報活動を東日本にも拡大する。具体的には東日本の高校訪問に力を入れ、ターゲット校を500校増やすという。
→ 別の調査ですが、このマイナビの調査では、認知度が50%を超えていることから目標を達成したと考えられます。また、現在の大和大学のTVCM等の広告活動は、一部の高校生には届いていると感じます。
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