テレメール全国一斉進学調査(関西)では、大和大学はランク外
テレメール全国一斉進学調査(関西)
先日の記事では、リクルート進学総研で各大学の志望度について見ました(←リンク)が、この記事では、株式会社フロムページが行なっている「テレメール全国一斉進学調査」(←外部リンク)を取り上げたいと思います。この調査は、「どんな風に入学する大学を決めたのか」をテーマとし、2013年度から実施されています。
具体的には、「どんな風に入学する大学を決めたのか」、「高校生が大学のどこに価値を感じたのか」、「何を基準に大学選びを行ったのか」など、偏差値以外の大学選択の基準を測定しています。また、高校生が進路決定の段階ごとにどのように進路について研究し、悩み、どのくらい深く検討したのか。その結果、学ぶ意欲を持って入学することができたのかなども聞いている調査で、大変興味深い調査となっています。
しかし残念ながら、無料で誰でも手に入る情報は少なく、①「関心を持った大学 2022」(←外部リンク)(上位20大学) と②「その大学を選んだ理由」(←外部リンク)の2つが公開されており、利用できます。
【関心を持った大学】
大学受験生が関心を持った大学であれば、いくつでも回答可能で、 「どのくらいの受験生に関心を持ってもらえたか」という、いわば人気のバロメーターとなります。
【関西】
(出典:第10回(2022年度)テレメール全国一斉進学調査報告)
注意:ここでの関心者数は、同大学の複数学部に関心を持った場合でも1大学としてカウントしています。
(出典:THE FUTURE 大学進学応援プレス)
先日のリクルート進学総研の調査では、志望度ランキングの下位に位置していた、「神戸学院大学」(入学定員 2560人、2021年度)、「追手門学院大学」(入学定員 1973人、2022年度) 、「武庫川女子大学」(入学定員 2190人、2022年度) が上位にランクインしています。
この調査では、大学に関心があるのかを調べています。併願先として興味があるというもの含まれるので、この3大学がランクインしたのだと思います。大学の定員は志願者の数とも関係することから定員が多い、総合大学の方がランキングに入りやすいということとなります。
ちなみに、大和大学(入学定員 960人、2022年度) は出てきていません。ランキングに入っている大学に比べ、相対的に入学定員が少ないため、入っていないのだと推測しています。
この調査に関しても、定点観測し、各大学のランキングの上下を見ていきたいと思いました。
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